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ケネス・モリスについて

「ショーン・アプ・シェンキン」の作者ケネス・モリスの知名度はさほど高くないと思われますが、作家のアーシュラ・K・ル=グウィンは、ケネス・モリスをトールキンや『邪龍ウロボロス』のE・R・エディスンとならぶ 20 世紀のファンタジー界の名文家として挙げています (『夜の言葉―ファンタジー・SF論 』岩波現代文庫 所収「エルフランドからポキープシへ」)。
うーん、あのル=グゥィンが、あのトールキンやエディスンと。

「ショーン・アプ・シェンキン」は素朴な民話の雰囲気を残した話で、装飾的な凝った文はそれほど多くないのですが、原文の響きとリズムは卓越しているように思います。
今後また、この作者の別の話も訳してみたいと思っています。

前述のエッセイの中でル=グウィンは、ケネス・モリスの本を手に入れるには、古本屋の棚を探し回る必要があるだろうと書いていますが (『夜の言葉』の初出は'70年代)、今やネットでその著作を読んだり買ったりできるのは有難いことです。

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